郷土食の日の紹介 福島県「こづゆ・みそかんぷら」

 優仁ホームでは、コロナ禍で行動制限を強いられた数年、ご利用者に何か楽しんでいただけることはないかと、昨年度より毎月、全国各地の郷土料理を取り入れた食事を提供しています。
『ごちそうではないけれどちょっと特別な食事!』というコンセプトをもとに、普段とはちょっと違う気分でお食事を楽しんでいただけるよう工夫を凝らしています。
 5月1日は福島県の郷土料理「こづゆ」と「みそかんぷら」を提供いたしました。

『こづゆ』
手塩(てしお)皿(ざら)といわれる小さい朱塗りの椀に盛られることから「こじゅうのつゆ」となり、訛って「こづゆ」になったといわれています。
 現在は正月や祝い事などの冠婚葬祭で、必ず食べられるといっていいほどの代表的なおもてなし料理です。
『みそかんぷら』
「かんぷら」は「ばれいしょ」のことで、福島県の方言です。語源 は、オランダ語の「ばれいしょ(アールダップル:大地の りんご)」が「あっぷら」→「かんぷら」に変化したものではないかと 言われています。甘く味付けした味噌とばれいしょの組み合わせがくせになる味です。

 ご利用者からは「けんちん汁みたいだった。」「じゃがいもと味噌の組み合わせは初めて食べました。」などの感想が聞かれ、みなさんおいしそうに召し上がっていました。

引き続き、皆さんに楽しんでいただける食事を提供していきたいと思っております。