入所をご検討のみなさまへ
当施設では、生活保護を受けていて、様々な障がいや生きづらさを抱え、在宅での生活が困難な方や、将来一人暮らしを目指す方などが入所されています。
法的には年齢の制限はありませんが、生活保護が他法優先の制度であるため、18歳~60代前半の方の申し込みが一般的です。
施設の特徴として、居室は原則全て個室でプライバシーに配慮された環境で、本人の自立を支援することに力を入れており、特に作業を中心とした日中活動は充実しています。利用者の前向きな気持ちを受け、職員は日中活動を通じて、心身の健康を維持、向上を後押しします。また、その方にとって最適な住処への橋渡し的な役割(通過施設)を担っており、当施設を経て退所する先は、年齢やお体の状況に合わせて様々で、アパート生活を実現する方もおられるほか、高齢者施設、障がい者施設など様々です。
入所要件
福祉事務所から入所が必要と判断された方が対象となります
- 生活保護の方 当施設は救護施設(生活保護施設)であり、原則として生活保護の方が対象となります。
- 身体や知的、精神に障がいがあったり(手帳がなくても可)、何らかの生活上の問題のため日常生活を営むことが困難な方。
- 原則として65歳未満の方(65歳以上の方は高齢者施設などをお勧めしています)
入所までの流れ
救護施設は生活保護法に基づく施設で、入所の必要性の判断は福祉事務所が行います。入所依頼は福祉事務所から施設へ行われ、施設で受諾することで入所決定となります。
福祉事務所の判断で、その方に救護施設入所の必要性があるとの判断がある場合は、ケースワーカーから施設にご連絡をいただき、当施設よりご本人の状況などお伺いいたします。
見学では相談員が施設内および施設で行なっている作業の場面などをご案内しますので、不明な点や心配事など何でもお知らせください。
入所についてご検討の上、希望される場合は申込書類を施設に提出ください。
居室の稼働状況により、随時施設内で入所判定会議を開催し、入所の可否と順序を決定します。生活状況や身体状況を判断し、より必要性が高い方を優先してご案内させていただく場合があります。判定の結果は担当のケースワーカーに報告いたします。
必要な場合には、実際に優仁ホームで過ごし、施設での生活を体験することができます。
入所申し込み時の必要書類
- 入所依頼書(福祉事務所、もしくは病院などが記入 ※ご本人自ら記入することはありません)
書式はこちら→入所依頼書 - 診療情報提供書(医療機関にて発行)
※指定はありませんので、現在ご利用中の医療機関が発行する診断書でお願いします。 - 看護サマリー(医療機関にて発行)
※申込時に病院入院中の方は、可能な限り添付をお願いします。
※申込時に施設入所中の方などは、処遇上参考となる記録や資料があれば添付をお願いします。
入所時 持参品など
- 衣類 ①普段着・下着 …夏物と冬物でそれぞれ5組程度
②寝具類(パジャマなど) - 履物 ①上履き(踵のあるもの ※サンダルやクロックスは不可)
②運動靴(朝のラジオ体操や散歩などに使用します) - その他日用品
①布団一式
②バスタオル・タオル
③洗面器
④歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉・歯磨き用コップ)
⑤電気かみそり(男性)
⑥洗濯用品(ハンガー・洗剤)
⑦保温ポット(電気式は不可)・コップ
⑧ゴミ箱
⑨傘
⑩衣装ケース
※居室は原則、全て個室です。
テレビ、CDラジカセ、掛け(置き)時計など持ち込み可能です。
テレビやラジカセなどを夜間お使いの場合は、イヤホンのご使用をお願いしています。
持ち込みができない電化製品…熱を発する電化製品(ドライヤー、電気毛布、電気ストーブなど)
4畳半の居室範囲に収納できる量でお願いいたします。
利用料金
年金などの収入がある方は、その分が自己負担金として徴収されます。
ご自身で使えるお小遣いについては、生活保護の障害者加算や預金状況など、個々状況が異なります。入所の際には個々の状況について計算させていただきます。
当施設は生活保護法による施設であり、利用者からの自己負担金で不足する費用は、措置費という形で施設に入ります。措置費の内訳は国:3/4、措置の実施機関:1/4となっており、措置費のほか東京都からの補助費を受け運営しています。
お問い合わせ
ご不明な点がある場合はお問い合わせください。生活相談員より、ご案内させていただきます。
受付時間 9:30~17:30
優仁ホーム TEL 042-651-3438