建屋に刻まれた利用者への思い

優仁ホームの東側壁面の上部にひっそり(目を凝らさないとわからないような高い位置に)とラテン語が刻まれています。

  “PAX INTRANTIBVS” パークス イントランティブス
  “SALVS EXEVNTIBVS” サルース エクセウンティブス

和訳  「歩み入る者に安らぎを 去りゆく人に幸せを」

現建物は1999年(平成11年)に完成(改築)しました。
今でこそ救護施設に“通過施設”の役割が求められていますが、当時、救護施設に“通過施設”の概念はほとんどありませんでした。
先人の“いつかこういう施設になればいい”という思い(今日の通過施設に通ずる)を込めたメッセージです。
現在でも、利用者へのこの思いは変わりません。