令和5年度 第三者評価 利用者調査の報告

福祉サービス第三者評価について昨年と同様「(株)福祉規格総合研究所」にて令和5年10月に受審し、結果が届きましたのでご報告いたします。
結果ですが、昨年度に比べ19項目中14項目について肯定的な意見が増加し、1項目について若干のポイントダウンになりました。その他は大きな変化はありませんでした。
全体として、大きく改善した点が7項目あり、施設運営に対しご利用者の満足度が大きく改善したことを嬉しく思っています。課題が残る部分は真摯に取り組んでまいります。今後も引き続き、ご協力おねがいします。

 調査結果はこちら

○「評価が良かった」の項目
80%以上…17項目中11項目
「食事の満足」「余暇活動」「好きなことする時間・場所があるか」「生活上の支援」
「金銭管理や使い方の支援」「施設内の清潔」「職員の言葉遣いや態度」「体調不調時の対応」
「利用者の気持ちを尊重した支援」「プライバシー保護」「不満要望への対応」

70%以上…17項目中2項目
「リハビリや生活力向上に向けた支援」「個別支援計画への要望反映」

70%以下…17項目中5項目
「やりたいことの実現への支援」「友人・地域の人との交流」「利用者トラブルへの対応」
「個別支援計画の説明」「苦情解決第三者委員や役所に相談できることを知っているか」

昨年度に比べ特に顕著に評価が上がった項目
「リハビリや生活力向上に向けた支援」…はいと答える方が76%    (昨年比26ポイント増)
                   いいえと答える方が1%    (昨年比3ポイント減)

「利用者トラブルへの対応」     …はいと答える方が58%    (昨年比26ポイント増)
                   いいえと答える方が1%    (昨年比0ポイント減)

上記以外についても「はい」と答える方のポイント増が目立ち、施設運営とご利用者のニーズがマッチしてきたことが伺えます。
「友人・地域の人との交流」  23ポイント増
「余暇活動」         22ポイント増
「やりたいことの実現への支援」22ポイント増
「不満要望への対応」     20ポイント増           など多数 

優仁ホームがあなたにとって良いところか?
 全体で76%の方に満足頂いており、昨年に比べ4ポイントアップです。
 不満と答える方は6%、残り18%がどちらともいえないと答えています。

○「課題がある」項目 
「友人や地域の方との交流の機会」が少ないと思っている方が多い。
⇒例年ポイントの低い項目となりますが、今年もその傾向にあります。
 交流できていると答える方は39%。交流の機会がないと答える方は24%。
 残りはどちらともいえない・無回答でした。
 コロナでの行動制限を緩和し昨年度に比べ23ポイントアップしていますがまだ低い数字です。

「苦情解決第三者委員や役所へ相談できることを知っているか」 はいと答える方は49%で高くない。
⇒肯定意見は49%と昨年(38%)よりも11ポイント増加しています。
 また、「いいえ」と答える方は17%で、昨年(12%)よりも若干増えています。
 「無回答・非該当」と答える方は34%。苦情解決第三者委員だけでなく福祉事務所への相談もできることなど
 伝えていきたいと思います。

○3年以上にわたり肯定意見が80%以上の項目 
「食事の満足」「好きなことする時間・場所があるか」「生活上の支援」
「施設内の清潔」「職員の言葉遣いや態度」「体調不調時の対応」

今後もより良い施設運営を目指し取り組んでまいります。ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。