優仁ホームでの自治のある生活②

~自分たちの生活は自分たちで守る~

優仁ホームでは、法人理念である「社会的に弱い立場の人の側に立った支援」を基に、施設理念である「一人ひとりが主人公」を目指し、利用者の皆さんが主体的に生活を送ることができるよう委員会を設置し話し合いの場を設けています。

  ◇ 各棟の代表者(10名程度)で構成された「利用者代表委員会」
  ◇ 棟ごとに実施される「各棟定例会」
  ◇ 全員が集会室に集まって実施される「合同定例会」(現在、感染症対策で見合わせ中)
  ※これらは毎月1回実施し、ご利用者の意見を施設運営に反映させています。

今回は優仁ホームの『利用者代表委員会』をご紹介します。

主な活動内容
・月に一回行われる会議
・ゆうじん新聞作成
・集会での情報発信
・ルールやマナーについてのポスター掲示
・朝の放送係

役割 (毎年度末に推薦、もしくは 立候補した委員の中から多数決で決定しています)
・委員長
・副委員長

利用者代表委員会は施設に暮らしているご利用者であれば誰でも参加することができます。
現在は15名の方が委員として活動され、新規入所時にはみなさんに委員会の見学・説明を行っており、ご本人の希望があれば委員としての活動がスタートします。委員会の活動の中核となるのが、毎月第一土曜日に行う会議です。
会議の司会進行はご利用者が行い、施設のルールやマナーなどについて利用者同士で話し合いを行います。会議中に話がなかなかまとまらない場合には職員がフォローを行うこともありますが、あくまでご利用者主体で会議を進めています。
会議で取り決めた内容は、翌日に行われる「各棟定例会」や掲示物「ゆうじん新聞」、朝の集会などでご利用者全体にわかりやすく発信しています。
また、委員会では年度初めに年間目標を定めているのでご紹介します。

  令和3年度 『率先してあいさつを』
  令和4年度 『みんなと仲良く』
  令和5年度 『元気よく挨拶を』

  令和6年度 『前向きな心で積極的に一声掛けよう』

文章やイラストにセンスが光る館内の掲示物たちご来訪の際はぜひご覧ください!